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国際ジャーナル 果物詐欺


『果物詐欺』なるもののニュースを見た。
その手口はというと、ある日お年寄りの一人住まいに可愛いらしい顔をした青年が果物を1つ2つ持ってやって来る。聞けば実家が農家で、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんが果物を作り、自分は販売をしているとの事。今時珍しい孝行者だと、気を許したお年寄りが値段を聞くと1つ200円程度で高くはない。
それならと思って「1つ下さい」なんて言おうものなら、さぁ大変。
後ろから強面のお兄さんが出て来て果物を1箱10,000円やら20,000円やら法外な金額で売りつけるのだ。 しかも無理やり買わされた果物は粗悪品、というおまけまで付いてくる。

この詐欺、民家が密集していない地域にやって来るので人目につきにくい上、金額も諦められる範囲なので泣き寝入りも多いのだそうな。

一昔前は訪問販売の押し売りが横行していて、布団、消火器、壺から始まり、「これ何?」というものまで、実に様々なものを持った人が軒先に現れた。けれど規制が厳しくなった上、ライフスタイルも変わって「ごめんください」でいきなり玄関の扉を開けてもらえる事など今は殆どない。
だから余りこの手の話は聞かなかったのだけど、やはり悪い人間は常にターゲットを探しているという事だ。

この詐欺の話を見て、つくづく思った事がある。それは昨今の詐欺の犯人が若いという事。
振り込め詐欺の逮捕者だって20代ばかりだ。(大学生だっている)
若者が安直なのも勿論だけど、今の日本はこれから社会にでる学生たちに「働く事」に対する希望を抱かせていない事も事実。一時期あれほど騒がれた「日雇い労働者」の問題も今やどこへ行ってしまったのだろうと、考えながら「働く」事の意味を思うのでした。



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